kayak trip

夜明けとともに出艇。早朝に漕ぎだす理由は、短い昼間を有効に使うためとか朝凪の内に離岸とかあるかど言い訳にすぎない。日の出前後に一瞬出現する「蒼の時」に身を投じたいからだ。限りなく静かな海にパドルを入れる。空と水面、海面下...

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西伊豆の砂浜に上陸。本日の漕行距離は24Km。テントを設営してウエットスーツを脱ぐ。バンクーバーに伝わるシーカヤッカーのブルース曲。 俺のウエットスーツは気持ちいい。 いつだって気持ちいい。 濡れた時も気持ちいい。寒い日...

kayak trip

沖好き。と言って良い。とかく陸から離れて漕ぎたい。理想としては陸の気配が消える沖合1-2Kmほどが気持ち良い。のであるけど、西伊豆は別だ。地層や岩石を見ているだけで飽きない。ベタベタと地形に沿って漕ぎたいところだが本来の...

kayak trip

「タイムトンネル」というアメリカのTVドラマがあった。詳細は憶えていないがトンネル状のタイムマシンをくぐり抜けると過去や未来にシフトしてしまうといった話だった。洞窟をみつけるときの現実の景色は洞窟に入ったとたん、思考は停...

kayak trip

富士山を背中に南に漕ぐ。ハタから見ると好き勝手に進んでいるようだが、わりと方位を決めている。大きな目的地の前にとりあえずの目標を定める。たいていは岬だ。視認できればその方角をコンパスに置き換える。見えなければ地図の上で現...

 kayak trip

引くパドルが重い。キャンプ道具と食料で吃水が沈んでいる。つまり水の抵抗が増えたのだ。増えた原因はやはり水だ。飲料水だけで3日分5Lを積んでいる。この量は人が活動するのにギリギリの線だ。とうぜん、漕ぎ終えた3日間後にはほぼ...

 kayak trip

3日間のカヤック旅。荷室にキャンプ道具と食料を積み込む。伊豆土肥港より出艇。天気快晴。海は凪。微風。この瞬間はワクワクするのです。

カヤックの整備

伸びきった古いバンジーコードを張り替える。案外多くの場所にバンジーコードが使われている。バウのグリップを固定するコード。バウに予備パドルを取り付けるためのコード。写真はデッキに小物を固定するためのコード。コクピット後ろに...

最後のナス

そろそろナスも終わりです。ずいぶんと採れました。最後に株を引き抜くとしっかりと深く伸びた根っこがありました。、毛根を囲うように別の植物が育っています。ナスと共に植えたニラです。ナスとニラは相性が良いということですが本当な...

あけび

あけびは植えた覚えはない。いつの間にか育っていた。たくさんの実までつけてぶるさがっている。熟れてくると独特の風味がある。夏の昼下がりに満員電車に乗ったときに隣に立っているあまり若くない女性。そんな味がする。じつは割と好き...